2013年3月31日日曜日

通信について

今まで漠然と認識していた通信技術について基礎から知るためにネットサーフィンした結果を記録する。
平行に「ネットワーク超入門講座」三上信男 著も読んだ。


http://www008.upp.so-net.ne.jp/mkusanagi/network/index.htm
←ISO(International Organization for Standard)の7層。


層によってやり取りする情報がことなっているので名称も異なっている。
よく耳にするパケットは第3層

第3層用にIP Address, 第2層用にMac AddressでLinkさせる。(番地をふる)


最近のEthernet Switchは第2層での通信をしているのでEthernet Swithc自体の設定確認が重要になってくる。




IP Addressについて

全体 8 × 4 bit構成
前半 8 × 3 bit部分はネットワークアドレス部分
後半 8 × 1 bit部分はホストアドレス部分
ホストアドレス部分をグループ分けするためにサブネットマスクを使う。

以下に図

サブネットマスク
同じIPで





IP addressはクラス分けされている。
Private(事務所、工場等々)では192.168.xxx.xxxを使う。(192.168から始まるとPrivate(クラスC)と呼ばれる。

V-LAN:Ethernet Switchが持つ機能の事。別のLAN内に属していてもトランクリンクがあれば所属元を変更できる。
採用するときの注意事項:識別情報を付加する方法が二種類あるので統一する必要有。
ISL : Inter-Switch Link , IEEE802.1Q。さらに注意事項:IEEE802.1Qは一般的な標準規格だが、CiscoはISLを使っているのでCiscoがネットワーク内にあるときは要注意。

2013年3月17日日曜日

夢と現実

2013.03.17
TEDをNAVERで検索した結果
「エンジニアにオススメのTED 14本」をいくつか見た。そのなかで興味深い内容を忘れないようにメモしておく
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002240
http://www.ted.com/talks/lang/ja/dan_pink_on_motivation.html


ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」
内容は現代では報酬がその結果に左右されない。ひどい場合は結果が悪くなる事さえあるという。経済学者が様々な実験を繰り返してきた結果、ルーチンワークは報酬に比例するが21世紀の問題に対する解決策を見いだすためには報酬よりも以下の3つが重要視されるという。
1.Autonomy:自主性 自分の人生を自分で決める
2.Mastery:成長 大切な事について上達したい
3.Purpose:目的 何かのためにやりたいという切望

1.について例が2つあげられていた
1.Googleは20%の時間は自由に使って良いとされていて今のGmailなどはそこから産まれている。
2.Wikipediaが産まれる以前に1990年後半microsoft社がお金をかけて百科事典を作っていたがその後に産まれた無料の百科事典wikipediaの方が現代では使われている。

2について昔の経済学者がMicrosoft案とWikipedia案のどちらの方が百科事典として成功するか聞けばおそらくMicrosoft案を選んだだろう。しかし、結果はWikipedia

この結果からしても現代では自分の好きな事や面白い事であれば報酬はなくとも結果は出るのである。

最後にダニエルが「それは夢だろ」と言う方もいるだろうが結果が出ている以上夢ではなく現実であり、現在の会社のシステムが報酬を前提として動いている事にAlarmを出していた。

これを読んで感じた事は
・ルーチンワークをやって満足していてはいけない
・一日の20%は現在の業務以外の新しい事、好きな事に時間を割いてOutputする
 例えばElepediaに投稿する。
 まず、はじめにElepediaをするにあたって目標は書籍化する事である。
 とすると、はじめからそれを見据えたフォームにする必要があるか?
・私で言えば風力発電市場を拡大するためにはなにが問題となっていてその解決法は何か?
・燃料電池についても同様
・失敗事例をまとめたい

ガスタービンについて

現在の仕事で取り合いのあるガスタービンジェネレーター
主機であるガスタービンについて構造、特徴を導入として把握するため以下の図書を読んでみたってよ。疑問に思った箇所も記載。

2013.03.17
「図解 ガスタービン」佐藤 幸徳 著
日刊工業新聞社 発行(品川区大崎図書館でレンタル)
メモ:著者はIHI出身の工学博士でほかに「ガスタービンの燃焼工学」等も執筆している。

1.レシプロエンジン(車)とジェットエンジン(飛行機、ガスタービン)の長所、短所
ジェットエンジンの長所
・回転運動なので振動が少ない。
(レシプロエンジンはピストンの往復運動をしているので振動がつきもの)
・毎分数万回転が可能なため短時間に大量の空気を吸入でき、重量に比例して高い出力がえら得る。
(レシプロエンジンは1シリンダの容積や回転数に限界がある)
・連続燃焼なので点火の問題がなく薄い混合気でも燃焼可能
・燃焼室の壁面はエンジンを流れる空気で冷却されるので冷却装置が不要

ジェットエンジンの欠点
・最高温度がタービン材料の耐熱性に制限を受けるので低い。(現在はMHI J型 1600℃)

2.蒸気タービンとの違い
・蒸気タービンは作動流体が水(液体)なので所用動力は無視できる
・ガスタービンは作動流体が気体なので圧縮するための動力が必要となる。
 タービンで発生する動力:3
   圧縮機で必要な動力:2
        有効動力:1
           他:4(熱として廃棄??)
・蒸気タービンの開発がガスより進んだ理由は蒸気の方が有効動力を多く取り出せるから
・蒸気タービンは作動流体が水なので高温=高圧になる。よってそれに耐えるボイラ容器が必要になるので最新鋭の火力発電所でも熱効率は40%程度。(コンバインドは別)
・蒸気タービンは外部で燃焼させるので多種多様な燃料が使用可能。(石炭、木材、ごみ、重油、天然ガス)

3.ガスタービンの応用システム(←担当はココとの取り合い)
・コンバインドサイクル:ガスタービンサイクルとボイラと蒸気タービンのランキンサイクルを組み合わせたもの。ガスタービンの排ガスをボイラで回収して蒸気を発生し蒸気タービンで発電するサイクル。

4.燃料電池とのコンバインドサイクル(←気になった)
・溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC:Molten Carbonate Fuel Cell)、個体酸化物型(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)は600℃以上の高温で作動、燃料電池だが熱機関的な要素をもつのでガスタービンの高温排熱を利用してコンバインド発電に適用できる。
6.六本木ヒルズにガスタービン
六本木ヒルズにはガスタービン発電設備(燃料は都市ガス)があり東京電力からの供給がなくても停電しない。これにより外資を引き込む一つの特徴としている(停電しネットワークがカットされる事で会社にImpactがあるような企業もある)
詳細は猪瀬さんのBlog参照

5.超マイクロガスタービン
MITのLabで研究がされている。現在の燃料電池に比べて高密度電源として期待されている。(リチウム電池の3〜15倍のエネルギー密度があるらしい)(←調べてみる)