2014年7月13日日曜日

「理科系の作文技術」木下 是雄 著

文の書き方について前々から持っていたモヤモヤが全てなくなり自分の信念を持てた本。

新入社員の頃、報告書やプレゼン資料に対して先輩から修正され腑に落ちず、でもコレと言って反論もできなかった。今思うと理系作文技術について意識して作文していなかった。

この本によると、欧米では理系でも作文技術の授業が必修だそうだ。

これからはこの本を意識してメール、報告書、プレゼン資料を作成を心がける。

本書を読んで作文する際に注意すべき内容を下記にメモする。
- 要点だけを簡潔に述べる
- 日本人は曖昧な表現を好む傾向にあるのではっきり言い切る姿勢をもつ(6章)
- 事実と意見が混同しやすい表現になりがちので避ける(7章)
- 何がその文の主語なのか?文の途中で主語がかわってしまうような文(ねじれた文)は避ける(8章)
- 誤解できないように文章を書く(8章)
- 受動態の文はひねくれて読みにくくなるだけ能動態で書く(8章)